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GINZA STREET 3周年記念インタビュー


2003年最後のインタビューである今回は3周年を記念して GINZA STREETがインターネット上で公開を開始した2000年8月を振り返り、その時起きたある出来事に注目しました。

それは、日本が誇るタイヤ製造業「ブリヂストン」での出来事でした。いつの時代も最高の品質を守り続けるブリヂストンとそのリーダーとは・・。そして「最高の品質で社会に貢献」という企業理念に私たちの目指す「人に役立ち信頼できる情報提供」というサイトポリシーに通じるものを感じました。こうしてGINZA STREET3周年記念「ブリヂストン 渡邉社長インタビュー」が実現いたしました。  
 

 

株式会社ブリヂストン 代表取締役社長 渡邉 惠夫さん
1942年4月 東京生まれ
慶應義塾大学工学部管理工学科卒業後、株式会社ブリヂストンに入社。タイヤの設計、開発、技術管理、品質保証などを担当。北米、ヨーロッパなどの勤務も経て2001年3月に社長に就任。
 
大学を卒業されて、ブリヂストンを選ばれたわけは
もともと製造業に携りたいと思っていたことがきっかけとなりました。
これまでを振り返り、一番達成感を得られたことや記憶に残る出来事は
日本のバブル期にあたる時期はほとんど海外におりました。最初はアメリカのテネシーに5年、そのあと1988年にファイヤストン社の買収で再びアメリカに渡りました。その後、イタリヤのローマ、ベルギーのブリュッセルと足掛け10年間海外の事業所にいましたが、日本と違ってだいぶ自由にやらせてもらえることも多く、自分の考えた方向の事が随分出来たと思います。

最近ではやはり2000年8月の事でしょう。
私は突然社長になったわけですが、就任した最初の時に「しばらく辛抱して私と一緒に2年間で黒字化を達成させましょう」と社員の皆さんに話しました。そしてそれを実現で出来たということですね。
2000年、アメリカ子会社が製造したファイアストンタイヤを装着していた特定のメーカーのSUV車に横転事故が多発し、同年8月、同社は消費者の安全を考慮して該当タイヤの自主回収を決定した。650万本ものタイヤを無償で回収、交換するという不眠不休の作業を続ける中で、自動車メーカーから事故の原因はタイヤであるとの一方的な発表があった。同社はそれに反論し原因は車輌とタイヤの複合的要因との主張を続けたが、多額の回収費用および訴訟関連費用が発生、親会社であるブリヂストンにとっても創業以来最大の危機と思われる事態となった。その最大の危機を受けて就任した渡邊社長は、就任時に公約した信頼回復とアメリカ事業の黒字化に全力を注ぎ、それをわずか2年間で達成させた。
危機に直面した組織によりよい変化をもたらすためにされたことは

私はカリスマ性があるわけでもないので、とにかく会社の中の閉塞感を打破していくためにも組織をベクトル化することが大切と考えました。企業理念の中で「信頼を形に、誇りを未来に」ということを信条とし、経営組織、意識決定機構をより戦略的、機動的かつ透明度の高いものへ変えていく約束をしました。まず取締役員の数を28人から8人に減らしました。さらに、私のホームページをオープンし、私が意見を述べ、それに対して誰もが参加して返事を出来る様にしました。このように企業理念として約束した事を実行して閉塞感や不信感を除いていきました。また、人事制度をマイナス評価からプラス評価に変えました。経営ビジョンにおいても、長期的にどういったことをやっていくか、その長期計画に従って中期計画を作り方向性をはっきりさせました。

リーダーに一番必要と思われることは何でしょうか
言ったことを実行していくことでしょうね。
人生や生き方に影響を及ぼした人や言葉などはありますか。
社会貢献に徹し、従業員を非常に大切にした人である創業者の石橋正二郎さんですね。企業理念も創業者の理念にもとづいて作りました。
渡邉社長のモットーは
まず「人事を尽くして天命を待て」ということです。短期的に考えて私の時代に成績を残すというのではなく、いかに健全的に会社を残し後世に譲っていくかということ。そして「チャンスを生かす」。 環境は常に変化している、それをいかにビジネスチャンスとしてとらえるかということですね。質を問われる時代となってきている今だからこそ、右肩上がりの考えは捨てて、質をともなった戦略ある成長が必要です。
逆境に陥った時の心構えなどをお聞かせください。
逃げずに当事者として考えることであり、全面に受け止めてやり遂げるということでしょうね。
最後になりましたが、銀座についてお聞かせください。
昔、銀座というのは日本の華でしたね。あの頃は昔ながらの店が多かったけど、今は外国の店ばかりが増えていますよね。ニューヨークの5番街とか、シカゴとそう変わらなくなってきましたね。昔は、他のどの街よりハイカラというイメージが強かった。今は無くなりつつあるけれど、そんな銀座らしさというものを残して発展していってほしいですね。


インタビューを終えて

お忙しい中、GINZASTREET3周年記念インタビューのにご協力いただきました、渡邉社長、そしてこの企画の実現にあたりご尽力くださいました広報・宣伝部北脇様はじめ関係者様に心よりお礼申し上げます。



GINZA STREET 小野裕子




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