TOP > GSTインタビュー 〜イー・ウーマン 佐々木かをりさん〜

      

さまざまな業界で活躍される方をクローズアップ

VOL.2

イー・ウーマン代表取締役 佐々木 かをりさん
大学在学中より通訳として活躍。28歳で70言語対応のコミュニケーションのコンサルティングを行なう、株式会社ユニカルインターナショナルを設立。テレビ朝日「ニュースステーション」のリポーター、TBSテレビ「CBSドキュメント」のキャスターなどを経て、現在、女性向コミュニティーサイトを運営する「e-Woman」の社長でもある。2つの会社を経営し、2児の母でもある佐々木かをりさんに、お話を伺いました。
  佐々木さんが起業を決意されたきっかけはどのような事だったのでしょうか

佐々木: ユニカルインターナショナルは、起業を決意して始めたわけでは無く、フリーランスで仕事をしていく上で、よりよい仕事の仕方を考えて組織化するという流れでした。

大学卒業1年後にフリーランスの通訳として仕事を始めた佐々木さんは、その仕事のあり方に疑問を感じていた。その当時は、携帯電話も無く、ファックスも留守電も普及していない時代で、外出すれば1人暮らしの自宅にかかってくる仕事の電話を受けることが出来ない。そこで、合理的に仕事をこなす方法として、フリーランサー同士が仕事を分かち合いサポートし合えるギルドのような形をつくり仕事を発展させた。その後、クライアントが会社組織であれば、もっと多くの仕事を依頼できる、という事がきっかけとなり、法人化に踏み切ったのだった。
今までで、一番達成感を得られたお仕事はどのようなものでしたか
佐々木: 私の場合は社長業ですので、毎日沢山の仕事をこなす、その瞬間、瞬間でかなり達成感があります。
佐々木さんの著書「自分が輝く7つの発想(ギブ&テイクからギブ&ギブンへ)」(光文社知恵の森文庫)の中に「仕事の目標を自分で創り出し、与えられた仕事で最高の成果を繰り返し作っていく事が、次の仕事への扉の鍵となってきた」というくだりがある。常に「自分の最高で対応する」というポリシーのとおり、日々の仕事一つ一つにも全力を注ぐ姿勢がうかがえる。
組織やチームによりよい変化をもたらす為、必要と思われることは
佐々木: 会社組織の成長ステージによって、必要な人材はもちろん違います。例えば、ユニカルインターナショナルでスタートした時は、とにかく自分が引っ張って いかなくてはならないし、無名で若くお金も無い。ですから、今日明日を歩んでいくために 必要な、一緒にやろうと言ってくれる人、アルバイトでも来てくれる、という人を大切にしてきました。今、企業では、1人のリーダーでは、もうどうにもならないと言う事が 世界的にも明文化されているほどで、例えばカリスマ的なリーダーがいたとしても、そのリーダーと共にいる幹部の人たちが、あるいは社員の半分ぐらいの人たちが、どういう意識でいるのかという事がすごく大切です。ビジョンを共有している人たちとチームを組む事を意識していかなくてはならないですね。
これだけは譲れないこだわりなどはありますか
佐々木: これは、先日行なった「国際女性会議」の時に講演をお願いしたカルロス・ゴーン氏もおっしゃっていましたが、自分がタフになれる時とは、それは自分が信じ時。信じている事に対しては譲れないですよね。 それが会社の成功のため、成果を上げるための一つのビジョンであり、共有のビジョンです。ですから、成功のためには何でもやるし、いらないものは排除して、効率を上げていかなくてはならないと思います。
リーダーに一番必要とされることは、どの様な事だと思われますか
佐々木: うまくいく組織や個人は、参加する誰もがリーダーシップを取っている。つまり率先して物事を考える力であったり、あるいは自分の事として、それが成功するまで考え抜いたり、アクションを起こし続ける事ができるか、そういうところにかかっています。物事には必ず上手くいかないことがある。それは数人の組織でも、100人でも1000人でもそうで、時間的な問題や物質的な問題、そういった様々な問題が起こった時にも、リーダーシップを持っている人がどれだけ集まるかが、非常に大きいと思います。だからリーダーということに対して、評論家にならない事が重要かもしれません。
ご自身の会社について一番誇りに思われている事は
佐々木: 志とスタッフです。ビジョンもやっている事全て、すみからすみまで愛しているし、誇りだと思っています。
起業を目指す後輩達にメッセージをお願いいたします。
佐々木: 起業するとか経営するという理由を、自分の思いを実現させるためと言う人も多いと思いますが、実際、それ以上に沢山の役割があります。会社をスタートさせるのは簡単ですが、継続し発展させるというのは別。それに、社長としての体験は、社長以外はわかりません。よく言われるのですが、副社長だろうが、取締役の役員だろうが、社長の本当の気持ちは社長にしかわからなくて、 その間には大きな川が流れているような感じ、だと。その熱意や感覚というものは、起業している社長でなければ、例え、どんなに側近として何社も勤めた人でもわからないと、言われます。

そんな意味からも、経営者を目指す方は、未経験者の話に振り回されず、どんどん目指したらいいと思うんです。失敗する事を恐れずに、どんどんやってみたらいいと思うんです。その時に大切な事は、人を大切にする事、周りの人に感謝する事です。人を大切にしないと、本当に独りよがりになってしまうと思います。「人に使われたくないから会社を興したい」とか、「自分の好きなようにやりたいから会社を興したい」など、よく聞きますが、多分それでは全然上手くいかないと思います。経営者もいいコミュニティー、仲間を持ったらいいと思います。仲間を大切にしながらいい仕事をしていったらいいな、と思います。

南青山ewoman本社にて: 取材・文 GINZA STREET 編集長 小野 裕子 
 
自分が輝く7つの発想(ギブ&テイクからギブ&ギブンへ)」 は、佐々木さんが、いろいろ悩みながらも前向きに生きてきた、その基盤となっている「ギブ&ギブンの発想」(相手にして欲しいと願う事があるのなら、まず自分からしてみる。奪うのでは無く、与え、与えられるという発想が7つのキーワードで構成されている。毎日の生活の中で、仕事の中で、うまくいっているかどうか立ち止まって 考える時、またどうしてうまくいかないのか立ち止まって考える時に役立つヒントを与えてくれる本です。
光文社知恵の森文庫 \495
 
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